-いぼ治療はダクトテープに柑橘系


いぼ、イボ、尋常性疣贅。
家族に次々イボができて困っている。
最初は皮膚科で液体窒素で焼く治療を続けたんだけど、痛いらしいし、5〜6回焼いてなくなったかのように見えたのに、
数ヶ月後に同じ場所から再発したので他の治療方法を探し、試しました。

「ダクトテープ閉塞治療」
ティーツリーの精油
「レモンの精油
「ゆずの種の椿油浸け、またはレモンの種のオリーブオイル浸け」



まず試して効果絶大なのは、
「ダクトテープ閉塞治療」
これは劇的に効果があって驚いた。
ダクトテープを貼り続けるだけで、数年来のしつこくて大きなイボがなくなったのです。
やり方は簡単です。

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1.イボ及びその周辺をよく洗って清潔にして、よく乾かす
2.ダクトテープをイボより少し大きめに切って貼る
3.その上から医療用テープや絆創膏で剥がれないように覆う

上記をずっと続けます。はがれて来たらすぐ張り替えます。
重要なのは貼り続けること。密閉されている時間が長いというのがポイントです。

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皮膚科の先生と話す機会があった時にちょっと質問したら、
ウイルスが自分で自分を殺すんだとか、免疫が云々言っていたような記憶…。
最初は夫がやってみて成功したんです。夜お風呂に入ったら新しく貼りかえて、それ以外は一日中貼っていたようです。
指の爪にまで浸食するような大型だったんですが、きれいさっぱりなくなりました。
1ヶ月ほどかかったけど、きれいに跡形もなく消え去り、治りました。再発もしません。


次に5歳の長男の指先のやつに試しました。
しかし数ヶ月続けたけど変化なし。一度は断念しました。
断念したのは、貼り続けるのが難しかったからなんです。
遊んでいるうちにすぐ剥がれるのです。
でも、再チャレンジすることにしました。
市販の医療用テープの、粘着力が強いものを買って来て、包帯みたいにぐるぐる巻きにしたんです。
ちょっともったいないくらい巻き付けたので、はがれにくくなりました。
するとものすごい効き目!
3mmくらい盛り上がり、直径は1cmくらはあった大きなイボが
2日目で白くふやけました。
5日目にはペタンコに!もう全然凹凸はありません。
7日頃には、ポロリと取れました!
お風呂の時に剥がしてみたら、いままで数年間指と一体化していたイボが、ダクトテープの側にカスのようになってくっついていたんです。
驚きました。
周りの皮膚もふやけすぎなのか、けっこう剥けてしまいましたが、痛くはないそうです。
でも赤くなってるし、その晩は皮の剥けた部位にはテープを貼らずに寝ました。
古株で巨大だったイボは取れたけど、指のあちこちに移ってしまったイボがまだあるので、その他の部分には貼りました。
翌日みてみるとまだ少し根は残っていそうなので、また貼り続けることにしました。
現在まだ貼り中です。


でも、この劇的に効くダクトテープ閉塞治療にも弱点があります。
まず、大きなイボには効くけど、小さなイボには効きにくいようです。
大きなイボが取れた現在でも小さなイボは残っています。
これからもしばらく続行してみますが、遅いのは確かです。
これは「ウイルスが自分で自分を殺す」説で考えると、小さいイボにはウイルスも少なくて、あまり効果がないということなのでしょうか。
もう一つの弱点は、幼児にはできないこと。
なぜなら、自分で剥がしちゃうから!
2歳の次男にも小さなのが出来てしまったんだけど、
ぐるぐる巻きにした1分後にみると剥がしてる…
言い聞かせたり、かわいい絆創膏にしたりして何度チャレンジしてもダメ。


あと、しつこいようだけど、長男1度目ダクトテープ失敗のポイント。
貼ってない時間があったら、振り出しにもどると考えてください。
夜は貼って、昼間は貼らないとかダメです。とにかく貼り続けることですね。


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ティーツリーの精油も効果があるらしい。
私はティーツリーを愛用していて様々なことに役立てているので
家にはオーストラリア産の100ml瓶のティーツリーがある。
とりあえず手元にあるので塗ってみることに。


ティーツリーの主成分のうちのひとつ、
[モノテルペンアルコール]の主要成分[テルピネン−4ol]
これは抗細菌、抗感染、抗ウイルス、利尿作用、免疫上昇があるそう。
抗ウイルス作用に期待。
ダクトテープ初回から再チャレンジまでの期間に試した。
数週間は塗ったかな。
しかし変化はない。
夜だけだからかなあ?もっとしょっちゅう塗るべきか?
身近で効果があった話も聞いたんだけど、それは毎日お風呂の後に一度塗るだけで効果があったとのこと。



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「レモンの精油
「ゆずの種の椿油浸け」
「レモンの種のオリーブオイル浸け」
がいぼに効くらしいという情報を発見!


皮に種か。
(柑橘系の精油は果皮を圧搾してオイルを集める)
どちらにしろ柑橘系は効くらしい。


柑橘系に含まれている成分の何がいぼに効くのか?


柑橘類の機能性成分は、
[テルペン系炭化水素](の主要成分[リモネン])
[フラボノイド](の主要成分[ナリンギン]、[ヘスペリジン])
[リモノイド]

などがあるらしい。


それぞれの効能は
[テルペン系炭化水素]の主要成分[リモネン]
   中枢神経の興奮を鎮静化する作用、発がん抑制効果
   抗細菌、ステロイドホルモン様作用、皮膚刺激
[フラボノイド]の主要成分[ナリンギン]、[ヘスペリジン]
   抗酸化性、循環器系疾患の予防、抗炎症・抗アレルギー、抗菌・抗ウイルスなど
[リモノイド]
   発がん抑制効果


いぼはウイルスが原因らしいから、フラボノイドの抗ウイルスが効くのだろうか。
でもレモンの精油で主な成分はリモネンだから、リモネンも効くのかな。
しかし、ゆずの種とレモンの種の両方の話があった。
柑橘系も色々あるけど、なぜゆずとレモンなんだろうか。
どうせならなるべく効果のあがりそうなもので試したい。



果皮中の成分の含有量の表をみつけた。


●果皮中のテルペン系炭化水素の含有量(mg/100g)
スウィーティー 約1150mg
2レモン 約850mg
ブンタン 約700mg
4グレープフルーツ(赤肉種)、かぼす、ライム 約600mg

…以下略
柑橘系に含まれるテルペン系炭化水素のほとんどはリモネン。
上記はリモネンのみの順位とした。
4位が3種あるのは、図表では微量すぎて判別つかなかった。



柑橘類に含まれるフラボノイドにはナリンギンとヘスペリジンがある。
●果皮中のナリンギンの含有量(mg/100g)
1グレープフルーツ(赤肉種) 約1350mg
スウィーティー 約1050mg
3ぶんたん  約850mg
4グレープフルーツ(白肉種) 約700mg

…以下略
ゆずとレモンは同じくらいだった。12種中だいたい9位 数値は不明。
図表では微量すぎて判別つかなかった。
ライムも同程度の微量。


●果皮中のヘスペリジンの含有量(mg/100g)
1ライム 約700mg
2レモン 約580mg
3うんしゅうみかん 約200mg

…以下略
ゆずは12種中7位。数値は不明。
さっきと同じく図表では微量すぎて判別つかず。
グレープフルーツ赤、グレープフルーツ白、ボメロ、スウィーティーブンタン
ほぼ無しに近い。


●果皮中のリモノイドの含有量(mg/100g)
1レモン 約600mg (リモニン400mg/ノミリン200mg)
2ライム 約170mg (リモニン170mg/ノミリン0mg)

以下略…ていうか問題外。
レモンだけダントツの含有量で、後はみんな少ない。



リモネンとナリンギンとヘスペリジンとリモノイドのどれがイボのウイルスに効くのかわからない。
だから含有量豊富なもののミックスがいちばん効果が高いのでは。
ミックスするなら「スウィーティーとレモン」に決定!


さのう(食べる部分ね)と果皮での含有量はまた違う順位になります。
種だとまた含有量が違うんだろう。


さきほど読ませてもらったブログに書かれていたレモンのオイル漬けは
種を細かく刻んで浸けるんだった。


あと、市販の柑橘類の果皮から成分抽出するなら気になるのは農薬のこと。
国産無農薬スウィーティーなんて売ってるだろうか…
輸入品はポストハーベストが怖いから国産でないと。
国産無農薬レモンはパルシステムで売ってたっけ…
むむ。



レモンの精油がやっぱり手っ取り早いか。
レモンはどれも優秀だった。
でも唯一フラボノイドのナリンギンだけは少ない。
それを補うためにレモンとグレープフルーツの精油のミックスにする。ことにする。
あと、近所に自生しているゆずも少し頂いて、種を入れてみよう。
ゆずの果皮はどの成分も含有量少なかったけど、種には何が入ってるかわからないもんね!
手に入りやすく安全なものでやってみよう!



レモンとグレープフルーツの精油は原液塗布しちゃいけないらしいから、
オイルで薄める。
オイルにも浸透性の高いもの、そうでないもの色々ある。
でも今家にはグレープシードオイルがあるからそれで希釈しよう。
それと皮膚の上でなるべく長持ちさせるように粘度を高めるために蜜蝋をまぜてクリーム状にする。
ソレの詳細は次回の日記参照。


※イボ関連で検索してこちらを読んで下さるかたが案外多いので、後日治療方法がわかりやすいように加筆修正しました為、日記本文とコメントが重複してる部分があります。