ー柑橘軟膏

柑橘軟膏作りました。
前回書いたとおりのイボに効くらしいものです。
柑橘系の有効成分等は前回参照。

材料
グレープシードオイル  大さじ1(15ml)
ビーズワックス(蜜蝋) 60粒(1粒って何グラム、もしくはmlなんだろう?)
レモン精油       60滴(0.05ml×60=3ml)
グレープフルーツ精油  20滴(0.05ml×20=1ml)
ティーツリー精油    20滴(0.05ml×20=1ml)


15+3+1+1=20ml
20mlの液体に対してビーズワックス60粒ということになる。
レモン精油はオイル全量20ml中3mlだから、15%か。
グレープフルーツ精油ティーツリー精油はそれぞれ5%。



まずクリーム容器をエタノールで消毒。
その後グレープシードオイルとビーズワックスを入れて
ドライヤーで熱して溶かした。


よくみる手作り化粧品のレシピでビーズワックスを溶かすのは湯煎がポピュラーで、
電子レンジ加熱も良いと書いてあるが、それぞれ難点がある。
湯煎に適した小さいビーカーを持ってるんだけど
少量作るのに、壁面に残っちゃうのがもったいなくってね…
あと熱くて小さくて持ちづらい。
出来上がったものを入れてそのまま使うつもりのクリーム容器のまま湯煎にしたいところだけど、
側面や底面の厚みがあるし、浅い。
湯煎の熱は伝わりにくいし、湯が入る。だから湯煎に向かない。
電子レンジも試したことがあるけど、プラスチック容器なのになぜか「バチッ バチッ」と音がする。
原因はわからないけど、油がはねてるのかな?
なかなか溶けないし、とにかくうまくできなかった。


なので私はドライヤーを愛用している。
でも近年のドライヤーは風量が多く温度は低めなので溶けにくいこともある。
私は20年近く前のドライヤーをこのためだけにとってある。
髪の毛乾かすには別のを使う。
…なんて、去年までその古いの使ってたんだけどね。


しかし、久しぶりの軟膏作りなのでコツを忘れていた。
最初からキャリアオイル(今回はグレープシードオイル)を全量入れてしまうと
ビーズワックスが溶けるのに時間がかかるのね。
少量のキャリアオイルとビーズワックスにドライヤー当てれば時間は短くて済んだはず。
溶けたら残りの分量のキャリアオイルを足せば良いんだものね。
失敗失敗。
あと、風圧でオイルがグルグルかき混ぜられてなんだか酸化を早めそうな気がした。
ぴったりとラップかけた上からやるといいかも?
次回試してみよう。
熱での劣化もあるだろうし、次回は絶対キャリアオイル全量入れないように気をつけよう!


ビーズワックスが溶けたら、あら熱とれるまで待つ。
ここでもキャリアオイル全量分暖めたりしなければさめるのも早かったろうに、と悔やまれる。
冷めたらエッセンシャルオイル投入してかき混ぜる。

と…、ビーズワックスが足りなかったらしい。
ゆるい。とろとろだ。
でもこんなときは冷凍庫で一気に冷やすと、そのままゆるゆる冷ますより固くなるので
冷凍庫へ。
出してみたら、アラいいかんじね。
軟膏ぽいわ。


でももしもこれ読んで、参考になさるお方はビーズワックスの量を増やすことをおすすめします。
もうちょっと固いほうが良さそう。



あ、前に気にしてたゆずやレモンの種だけど、無精なのでそこまで手が回りませんでした。
ゆずは家にあるんだけどね〜。
つけ込むのが面倒で……


さっき塗ってみました。
光が当たると良くないらしいし、なるべく残留して欲しいと思って、
塗った上から絆創膏を貼りました。
絆創膏側にも多めに付けて貼りました。



さて、これで効果のほどはどうかな?!